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目次
USBウィルスの感染について

USBウィルスの感染について
2009.02.07

USBメモリを介してコンピュータに感染するウイルス(USBワーム)の被害が広まっています。データの移動などに便利なUSBメモリですが、ウイルス感染の危険があることを忘れず、使用する前にきちんと対策をしておきましょう。

【どうやって感染するの?】
ウィンドウズの「自動再生」機能を使って感染。感染したパソコンに他のUSBメモリーなどが装着されると、そちらにもウィルスがコピーされてしまいます。その他デジカメ写真などの保存に使うメモリーカードにも感染します。

【感染するとどうなるの?】
・感染したパソコンに他のUSBメモリーなどが装着されると、そちらにもウィルスが感染してしまいます。
・オンラインゲームなどのユーザIDやパスワードを盗んで外部に送信します。
・インターネット経由でさらに別のウィルスを自動ダウンロードして感染させる。
・ウィンドウズの起動に必要なファイルを削除してします。

【対策方法は?】

1. ウィルス対策ソフトを自分のパソコンにインストールし、最新の状態で運用する
USBメモリを使用するコンピュータは、ウイルス対策ソフトを常に最新の状態で使用し、ウイルスが存在しないようにしておきましょう。

2.ウィンドウズを最新の状態に保つ
自動更新やウィンドウズ・アップデートなどを利用しウィンドウズを最新の状態に保っておきましょう。

3. USBメモリの自動実行をさせない
マイ コンピュータからUSBメモリに該当するドライブをクリックすることで、「autorun.inf」ファイルが実行される可能性があります。マイ コンピュータではなく、エクスプローラで、必要なファイルのみを使用するようにしましょう。そして、ファイルを開く前には、必ずウイルスチェックをするようにしてください。

Windows Vistaの場合
Windows Vistaでは、USBメモリを自動実行できる機能があります。「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「CD または他のメディアの自動再生」で「何もしない」に設定しておくことで、自動実行機能がオフになります。

Windows XPの場合
ウィンドウズXP専用の更新プログラムをダウンロードしてインストールする。
XPには「自動再生」機能を使って感染してしまうプログラムの弱点はありませんが、感染したUSBメモリーを「マイコンピュータ」から開くと「自動再生」でウィルスが広がる可能性があります。
「Windows XP用の更新プログラム KB950582」をダウンロードしてインストールすれば防げます。
この更新プログラムはマイクロソフトのホームページ(http://www.microsoft.com/japan/)の検索窓に「更新プログラム KB950582」と入力して検索すると見つかります。


4. 信頼できないコンピュータではUSBメモリを使用しない
公共のパソコンやネットカフェなど、セキュリティ対策が不明なコンピュータでUSBメモリを使用するのはやめましょう。

5.紛失や盗難にも注意しましょう
あなたのUSBメモリーを拾ったり盗んだりした人が、そのデータをネットに公開するかもしれないし、個人情報が入っていれば悪用されてしまうかもしれません。また仕事の機密情報も外部に漏洩する可能性があります。
このような事故を防ぐためには、ファイルをパスワードで暗号化して保存するのが望ましいでしょう。
ワードやエクセルには、ファイルをパスワードで暗号化して保存する機能があります。
ファイル保存画面の「ツール」メニューで「全般オプション」を選択すると設定画面が出るので、読み込みパスワードを設定してファイルを保存してみましょう。
ファイを暗号化するオンラインソフトもありますし、暗号化ソフトが付属するUSBメモリーもあります。
パスワードではなく、指紋でロック解除する指紋センサー付きのUSBメモリーもあります。必要に応じて選びましょう。

 

 







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